●朝
今日はケルンまでの列車の出発が11:30ごろだったので、1時間前にホテルをチェックアウトし、お昼ご飯を買い込んでホームへ向かうことにしました。
いつも旅行には普通のスーツケースを使っていたのですが、転がすのが大変なので、今回は引き手がついたピギーを大きくしたようなものを使いました。これはとても便利で、石畳の道でもひくことができて、よかったです。
来るときと同様、荷物を転がして、駅に到着。フードコートでパンとか、ポテトとか、飲み物を購入。列車にはレストランもついているのですが、ふたりで席をはずすのも面倒なので、4時間半の電車の旅に備えました。
ヨーロッパの駅には改札がないので、切符はホーム近くの自動的に日付を押せる機械で押すことが多いのだけど、利用する列車のホームにはありませんでした。ほかのホームにはあったので、これはやらなくてもいいのかなとちょっと不安だけど、そのまま乗り込むことに。そうそう、大きな荷物を持って、ホームに行くときにはエレベーターを使うと便利なのですが、エレベーターはホームの端にしかありませんでした。
●ケルンへ
列車が少し遅れてきました。でも、ちゃんときてよかった。ICという特急なのですが、本数が少ないのか、行き先ごとにICの乗り口がホームのどのあたりかをかかれたボードがたっていました。なかなか便利。
乗り込んだのはいいけど、スーツケースを置く場所がわからなくて、かなりうろうろしてしまった。しかも、2等車は座席指定していなくてもいいため、余裕でうちらの席には人がすわっていました。なぜなら、車両唯一の向かい合わせの席で、しかも窓側を予約していたからです。
予約を持っているんですと、その人たちにどいてもらい、やっと席に座れました。足下にピギーを置いて、足乗せにしようかなと思っていると、斜め向かいに座った男性が、上に乗せてあげるねと、網棚の上に乗せてくれました(T_T) まあ、仕方ない。
すでにおなかがすいていたので、持っていたパンをぱくぱく。みんなそれぞれが持ってきたサンドイッチなどを食べていました。
しばらくすると、車掌が検札に来ました。切符を見せると、日付入りのスタンプを押してくれました。ほっ。すると、BahnCardは?と聞かれました。意味わからん!と思って、聞き直してみると、チケットが割引になっているから、BahnCardを持っているはずだといいます。すると、車掌さんがひらめいたようで、「もしかしてサッカーの試合見に行くの?だったら、試合のチケット見せて」といいました。おお、そういやサッカーのチケットを持っていると25%OFFなのでした。サッカーのチケットを見せると、ok〜って、チェックしてくれて、サンキューと自分の胸ポケットにチケットを入れようとするなどして、周りから笑いが(笑)無事に検察がすみました。
それにしても、おもしろいカードがあるのですね。顔写真入りで、25%OFFと50%OFFがあるようでした。よく利用する人にはいいのでしょうね。
この後は眠くなってきて、ひたすらうとうと。周りで寝ているのは日本人だけだよ(^^; まあ、海外の電車で寝ている大人はパリの空港からリヨンまで止まらないTGVに乗ったときくらいか。たまーに駅に止まるくらいでほとんど止まらないし、貴重品は胸に抱いていたので、寝ちゃいました。
この列車はフランクフルトで一度列車の進行方向が変わりました。フランクフルトからもまだ2時間近くかかります。だんだん座っているのも飽きてきたな〜。反対側にはライン川があって、景色がよさげなのに。そういえば、お城みたいな造りの建物がたくさんありました。シャトーホテル??
ケルン到着前にボンに止まるのですが、斜め向かいの男性はボンで降りるようで、サッカー楽しんでねと声をかけていってくれました。この時点で20分近く遅れていました。
ケルンにもだいたいそのくらいの遅れで到着。荷物を段差のあるホームに下ろすのが大変〜。乗ってくる人もいるので、さっさと下ろさないとなのです。
●ホテルへ
ケルンの駅も出口が2方向にあり、ホテル側の方向を確認しつつ、外に出てみると、ロータリーの向こうにホテルが見えました。よかった〜。荷物を転がしてホテルに向かうのですが、ロータリーが工事中で、遠回りしないと行けませんでした。さすがにフォーポインツなので、いままでの中ではけっこうしょぼい感じ。でも、部屋はスイートにしてもらえました。リビングとベッドルームに分かれていて、角部屋だったので、さらにバスルームにもバルコニーがありました。かなり広めのバスルームで、エクササイズできるマシンまで置かれていました。
ケルンは大聖堂が有名なのですが、masaoが寝てしまったので、部屋のバルコニーから眺めていました(^^;
●スタジアムへ
ケルンのスタジアムは、中央駅から1本で行くことができません。なので、まずホテルの最寄り駅より地下鉄に乗ります。Neumarktという駅で地上を走る市電に乗り換えです。この駅では切符の販売機がなかったのですが、電車に乗るとありました。なので、買おうと思っていると、周りの人はなんだか話しかけてきます。スタジアムに行くなら切符は買わなくていいよといっているように聞こえたのですが、すぐに日本語ぺらぺらなドイツ人が「サッカーのチケットを持っていれば、切符を買う必要はありません」と教えてくれました。なんと!いままで行きだけは買ってしまっていたよ(笑)まあ、たいした値段でないからいいんだけどさ〜。
地下鉄はそうでもなかったけど、地上の市電のホームは人であふれかえっていました。まあ、日本のラッシュを考えれば、どうってことないのだけど、向こうの人たちは慣れていないので、奥になかなかつめてくれないし、結構大変。乗り込んだのはいいけど、すげー背の高い人に挟まれて身動きできなくなってしまいました。しかも別の人に頭にひじ打ちされて、うわーんって思っていると、こんなところにいるなんて思わなかった!って、私を端の方へ移動させてくれました(-_-; そりゃ、あんだけ背が違えば見えないかもしれないけど、ほんとにわかってなかったとは。端に行けたのはいいものの、ものすごい暑さで、恐ろしい臭い。死にそうでした。
なんとか、スタジアムに到着!
行き方:
ドーム(大聖堂)/中央駅(Dom/Hauptbahnhof)から地下鉄(市電)の16番か18番でノイマルクト(Neumarkt)まで行きます。そこで地上に出て、1番のユンカースドルフ(Junkersdorf)方面に乗り換えて、アーヘナー通り/スタジアム(Aachener StraBe/Stadion)で降ります。同じホームに行き先の違う電車もくるので、表示板を見て、確認します。
スタジアムはすぐなので、今までのところよりもよかったです。ふらふら歩いていくと、地元のテレビ局の人が近寄ってきた!この台詞をカメラに向かっていってくれといわれたので、快諾。ドイツのテレビで流れたのだろうか?内容的に、来年のW杯まで使われそうだなあ。
試合はご存じの通り、ブラジルに引き分け。日本の奮闘に地元ドイツ人もニッポンコールをしてくれて、とても頼もしかったです。まあ、弱いチームが応援されるのですけどね(^^;
あと、試合中にブラジルのサポが乱入していました。セキュリティがなかなか気がつかなくて、ロナウジーニョと握手までしていました。
帰りの電車もかなり混んでいましたが、どんどん増発されているようで、来るときよりはよかったと思います。
食事をしていなかったので、駅にあるマックでと思ったら、ものすごい混雑。でも、ほかにないので、ここで買って持って帰りました。
●今日の食事
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