●朝
 今日もなんとか朝起きられました。だんだん起きる時間が遅くなってきているので、やばいです。
相変わらず、変化のないメニューですが、パンがおいしいので、ぱくぱく食べてしまいます。
今日は、いままでの雲が多い天気から一転して、雲一つない青空が広がっていたので、観光名所へ行ってみることにしました。
●観光へ
行き先はマスターカードのCMに出てくるケーブルカーのあるところです。ホテルの最寄り、アヴェニーダから地下鉄に乗り、バイシャで緑の線に乗り換えて、カイス・ド・ソドレ駅で降ります。ここはターミナル駅とも接続しています。
地図を見ながら、てくてく歩いていきましたが、なかなか場所がわからず、かなりうろうろしました。急な坂道があるはずだときょろきょろしてもわからないので、バス停で地図をみると、そのバス停からすぐです。でも、その前にそのあたりをうろうろしていたのに、なんでわからなかったのだろう?と思っていると、なんと坂の入り口に扉があり、坂が見えないようになっていました。
扉を入ると、ゲートがあり、そこで料金を支払って、ケーブルカーに乗り込めます。ケーブルカーは人がいっぱいにならないと動かないのか、なかなか動かなくて、暑い中けっこう待ちました。
いよいよケーブルカーが出発です。かなりがんばって登っている感じで、とろとろ登っていきました。とっても急な坂道で、歩いて上れるようになっていますが、歩く気にはなれません。とろとろしていた割にはあっという間にいちばん上まで着きました。坂のてっぺんからはテージョ河も見ることができ、記念撮影などもしました。写真撮影するにはもってこいな場所です。
帰りはどうやって戻るか地図を見ながら考えましたが、実はバイシャからも歩けるのでは?と、そちらの方向へ歩いて行ってみることにしました。とちゅう、かわいらしい雑貨のお店などがあり、のぞいたりしました。やっぱり、来たときよりも早くバイシャに到着しました。なんだかやられたー!って感じですが、上から来るとケーブルカーに乗らないので、下からいってよかったかも。
歩き疲れたので、このあいだ行ったショッピングセンターにフードコートがあったので、そこで軽く食事をすることにしました。スープのお店でハーフサイズのセットを頼みました。内容はスープとパンとキッシュと飲み物。これで4ユーロしません。安い〜。しかも、かなりなボリュームでした。このスープやさんは、ヴァスコ・ダ・ガマショッピングセンターにもあって気になっていたので、食べられてよかったです。
食後は、スポーツゾーンで少し買い物をして、いったんホテルに戻ることにしました。ホテルで観戦の用意をしながらテレビを見ていると、ポルトガルの代表選手の乗ったバスがキャンプ地を出発したという画像がずーっとリアルで流されていて、スタジアムに着くまで放送されていました(笑)
●サッカー観戦へ QF1 A組1位ポルトガル vs B組2位イングランド
今日の試合はルスで行われます。地元ポルトガルと、熱狂的サポーターのイングランドの戦いなので、試合の前からものすごい盛り上がりです。
ルスのスタジアムは2つの駅の真ん中にあるので、今日は手前の駅アルト・ドス・モイーニョスで降りて行ってみることにしました。すると、スタジアムに入る前のところでいろいろとイベントをやっているではないですか。そんなの知らなかった〜。カールスバーグのブースでは、サッカーボールを蹴って、入ったゴールによって、その日に試合のある国のカラーの帽子を配っています。さっそく、masaoと私は列に並び、帽子をゲット〜。ポルトガルカラーとイングランドカラーの両方をゲットしましたが、もちろん今日はポルトガルの帽子をかぶります。ベッカムがいるからイングランドも応援したいけど、やはり開催国に勝って欲しい!
いままでの試合では隣の席に人がこなかったのですが、今回はいかにもなだっさいイングランド人(けっしてサポーターではない)がきてびっくり。寒くなってきたら、ママンがひじあてをつけてくれたようなセーターを着込むし、カメラもいまどきみない大きなフィルム式のもの。こういう人もいるのね〜と思っていたら、話しかけられてしまった(笑)
「日本からきたの?」「何試合見るの?」といろいろと質問されまくり。彼は人物の写真を撮るのが好きみたいで、盛り上がっているサポーターを撮影しまくっていました。
試合は、イングランドが先制し、そのあと引きこもって1点を守ろうとしましたが、守りきれずポルトガルが追いつきました。もうこの時点で、ポルトガル人のボルテージはあがりっぱなし。延長に入り、シルバーゴール方式なので、点を入れても守りきらないと勝ちが決まりません。イングランドの怒濤の攻撃でしたが、途中から入ったルイコスタがゴール!!!これで逃げ切ればポルトガルの勝ちだったのですが、土壇場でイングランドのランパードがゴール! あまりの劇的な展開に心臓がばくばくしました。masaoはGWにロンドンでみた試合でランパードが2ゴールしていたので、期待してみていたそうだ。
結局PKまでもつれ込み、どうなるんだろう。。。と思っていた矢先に目の前でベッカムがはずしてる〜。どうも、蹴る瞬間にボールが動いたようでした。まあ、ベッカムなのに、動いていないボールであんな風になるわけない。PKもなかなか決着がつかず、ポルトガルもベテランのルイコスタがはずすなどしているうちに、ポルトガルのキーパーのリカルドがハイテンションになってきた!なんとグローブをはずして、守ってるよ〜。やばいんじゃない?と思っていると、止めてる!!!!これでほぼ決まりだと思ったら、最後のキッカーはそのリカルド。難しいところにあっさり決めて、ポルトガルの勝利です。おいしいところはリカルドに持って行かれた〜。
試合後のポルトガル人の盛り上がりとそれと対称的に落ち込むイングランドサポ。でも、試合内容はとってもよかったので、両者は握手しあい、イングランドサポも暴れることなくおとなしく帰っていきました。
それにしても、途中でひっこんだフィーゴが最後まで顔を出さなかったのは気になる。ここで負けていたら、彼のポルトガル代表としての試合も最後になったはずなのに。。。
●夕食 Cervejaria Ribadouro
今日はおなかがすいていたので、ホテルのそばのレストランへ行くことにしました。レストランはすでに盛り上がっており、厨房ではポルトガルコールが起こり、ビールで乾杯もしていました。私たちがポルトガルの帽子をかぶっていたら、また盛り上がってしまい、店内は大変なことになってしまいました(笑)
注文したものは、海老のゆでたもの500グラムとBacalhau a Brazバカリャウ・ア・ブラース、masaoは肉を食べました。相変わらず庶民的でおいしい料理でした。でも、ゆでた海老は少しゆで過ぎな感じでした。やっぱ、海老は生がいいな。
食後はホテルに戻って寝ようと思ったのですが、表通りでずっとポルトガル人が騒いでいてうるさくて大変でした。
●今日の食事
朝 |
ホテルの朝食 |
昼 |
フードコートでスープ |
夜 |
ポルトガル料理 Cervejaria Ribadouro
ゆで海老500g、Bacalhau a Brazバカリャウ・ア・ブラース、肉 |
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