初めてのロンドンと1年ぶりのパリス

　さて今日はパリへ移動の日なのですが、またもや早起きです。昨日の体調の悪さはかなり改善され、なんとか大丈夫そうです。はー、よかった。
　今日の朝食はホテルのメインダイニングへ行ってみることにしました。早かったからか、最初はほとんど人がいませんでした。何種類かのバフェがあり、私たちはコールドコンチネンタルバフェを選びました。暖かい卵料理などを頼んでもスープはなさそうだったので、アラカルトであるか聞いてみましたが、ないとのこと。残念。寒かったので、スープがほしい～。
　オレンジジュースがけっこうおいしくて、しかも気がつくとすぐに注いでくれるので、けっこう飲んでしまいました。お料理はサラダやフルーツ、ハム、サーモンなどなど。パンもたくさんの種類があって、かなりおなかいっぱいになります。
　そういえば、後からきた日本人のおばさん二人組は、とにかく皿からこぼれ落ちそうなほどパンを持ってきていて、ほんとに全部食べるのか？というくらいすごかったです。卵料理なども頼んでいたので、そっちもすごかった。朝からすごい食欲だなあ。

　ホテルをチェックアウトし、ヒースロー空港へ向かいます。ヒースローエクスプレスの往復チケットを買っているので、タクシーでパディントン駅まで向かいます。ホテルの初老のすてきなドアマンが、日曜日の朝だから電車と同じくらいの値段で空港までタクシーで行けるよと教えてくれました。でも、パディントン駅まで10ポンドかかることを考えると、ほんとにそんな値段で行くのか、ちょっと信じられないです。ガイドも書いてある金額がどれも違うし。

　パディントン駅では、ロンドン/パリ間を利用する航空会社、ブリティッシュ・ミッドランド航空のチェックインカウンターがありました。スタアラ系はできるようですが、フライト時間に迫っているとだめです。ちなみにBAはできません。荷物を預け、FFPの番号も無事入力されたようです。ここから手ぶらになれるのはらくちんでいいな。
　ヒースローエクスプレスに乗り込み、出発を待ちます。けっこうすぐに出発しました。出発すれば15分で空港なので、成田に行くよりも全然早いですね。成田も新幹線が開通していればもっと早くいけたのにねえ。

　ターミナルに到着し、ここで大輔さんを待ちます。今日、ちょうどここで乗り継ぎをするというので、ちょっとだけ会うことになりました。ターミナルの端でぼーっと待っていると、大輔さんが登場です。ターミナルの2階にカフェがあったので、そこで話をすること
にしました。私は小腹がすいてきたので、ミネストローネを食べました。これが後で助かりました。
　大輔さんにいろいろと旅先の写真を見せてもらったりして、盛り上がりました。ロンドンで今日初めて青空をみたというと、こんなの晴れてないでしょ、すっごくよかったよ、カナリア諸島は！とさんざ自慢されました(-_-;
　そんな感じで別の目的地へ向かう大輔さんと別れ、搭乗ゲートへ向かいました。

　ゲートにはすでにたくさんの人が搭乗を待っていました。けっこう小さい飛行機かと思ったけど、そうでもないのかな？でも、ゲートを抜けて機内へ行こうとすると、なぜかどんどん階段を下って、外に出てしまいました。目の前にBAのジャンボがあり、？？と思っていると、左手にBDのちっこい機体がありました（笑）でも、AAのサンノゼからLAXまでの機体よりは全然大きかったです。
　乗り込むとすぐに出発です。機内ではドリンクとプレッツェルがサーブされました。私はさっきスープを飲んだのであまりおなかがすいてないのですが、masaoは珍しくとてもおなかがすいてしまったようで、パリですぐにごはんを食べたいといっています。

　パリへは時間通り1時間のフライトで到着です。でも、時差が1時間あるので、すでに2時間経過しています。
　今回のホテルもプランス・ド・ギャルなので、エールフランスのバスで凱旋門まで行くことにします。ターミナル2から乗ったときは運転手に現金で払いましたが、ターミナル1にはクレジットカードで買える窓口ができていました。往復でも買えますが、割引はありません。私はここでとぼけていて、片道しか買わなかった(-_-;
　バスに乗り込み、パリの市街へ向かいます。何度きてもパリはいいな～。お買い物も食事もとっても好みなので、毎年こられるといいのにな。
　1時間ほどで凱旋門へ到着。ここからタクシーでホテルに向かいます。今回はホテルの目の前にある内側の道に入っていけなかったのか、外側でおろされてしまった。でも、ベルが荷物を取りに来てくれました。

　1年ぶりのプランス・ド・ギャルです。チェックインの担当は若いお兄さんです。手続きはスムーズとはいえませんでしたが、なかなか親しみのある対応でした。そしてそのままお部屋まで案内してくれました。エレベーターの中で「日本から今着いたのですか？」と聞かれたので、「今回はロンドンから来た」というと、「天気はどうでしたか？」というので、「ロンドンは毎日雨で寒かったよ」というと、「パリは毎日いい天気で気持ちよく過ごせますよ」といってくれました。ほんと、ロンドンとは違い、さわやかな青空が広がっています。

　お部屋は8階最上階のスイートでした。しかも、あまりにも広くてちょっとびっくり。こんな部屋に泊まっていいのかしら。スタッフのお兄さんは「すてきなお部屋でしょう。外にベランダもあるので、出てみてね。下をのぞくとレストランだから～」と開け方を教えてくれました。でも、出るときに少しデスクを移動させなければなりません（笑）
　荷物が運ばれるのを待ち、すぐに着替えて食事にでかけました。

　今日の夕食はホテルの近くのチェーン店、CHEZ CLEMENTへ行くことにしました。ここはとびきりおいしいわけではないのですが、どういうものが食べられるかわかっていたので、ここにしました。
　さすがに18:00前なので、あまり人がいません（笑）　セットメニューがあるので、masaoはそれを頼みました。私はサラダとチキンを頼みました。サラダはシェアしたいっていっておいたので、真ん中においてくれたのですが、取り皿とかないよ～って感じで、最初のテーブル担当はいまいちでした。でも、なぜか途中からテーブル担当が変わり、わざわざ挨拶に来てくれました。アジア系のけっこうすてきな人が「ボン・ソワ、マダ～ム」って、すっごいひくーい声で挨拶してくれて、びっくり。なんであんなに魅力的なんでしょ（笑）
　デザートにはクレームブリュレ、紅茶を頼みました。

　食後はすぐにホテルに戻りました。すると、プラチナアメニティのワインが届いていました。