2003.06.22 日

●初めてのTGV

fra 今日は、日本の試合会場であるサンテティエンヌへ移動です。サンテティエンヌってどこ?って最初思いましたが、ワールドカップのフランス大会でも会場だったとのこと。知らなかった〜。場所はリヨンから電車で1時間ほど行った、フランスでは中堅どころの大きさの都市のようですが、とにかくなんにもない街のようです。サッカーのチームはあるようです。

 TGVでまずはリヨンへ向かいます。チケットを見ながら自分たちの乗る車両がどこか探しますが、チケットに表示される番号が車両の番号ではないので、わかりにくいです。CDGの駅は、該当する番号の乗り口がどこかを表示しているモニターがあるので、それでチェックして電車を待ちます。
 TGVに乗り込み、スーツケースを荷台に乗せ、自分の席を探します。2人とも窓際だったので、?だったのですが、車両の一部分は向かい合わせの席になっており、その窓側を指定されていました。でも、私の席にすでにフランス人の女の子が座っていたので、とりあえず空いているところに座りました。
 向かい合わせの席だと、真ん中にテーブルが設置してあり、なかなか使いやすかったです。テーブルも半分の大きさに折りたためるので、出入りも簡単。さっそく、駅で買ったパンを出して、朝食です。フランスはどこでパンを買っても、おいしいのがいいです。すごく簡単なハムとチーズをはさんだだけのものでも、日本のと全然違う。これって、パンもハムもチーズも全然違うからなんだろうな〜。
 窓から景色を見ていると、一面畑ばかり。しかも、リヨンまでどこも止まらなかったので、ずーっと畑ばかりでかなり眠くなりました。それにしても、リヨンまで2時間で来てしまうTGVはすごいな。

●リヨン駅

 ここでの乗り換えの時間は10分。行き先によりホームがどこか表示されるので、サンテティエンヌ行きをみてみると、決まってないうえになにか表示が出ています。なので、インフォメーションに行くとなにやらアクシデントがあり、遅れているとのこと。どのくらい待てばいいか聞くと、だいたい1時間くらいかなというので、隣のエアコンの効いた待合室でデリで買ったサンドイッチを食べながら待つことにしました。
 電光掲示板に列車の情報が表示されるので、ちょこちょこチェックしていると、乗る予定の列車の後のサンテティエンヌ行きがDから出発する予定になっていました。なので、Dホームまで移動。
 ホームに行くとすでに列車は止まっていて、乗客もけっこう乗っていました。なんでここから出るってわかったのだろう??普通列車なのに2階建てでけっこう新しくてきれいな車両でした。でも、スーツケースを持って階段をあがるのはつらい〜。荷物をひっぱりあげて席に座るとすぐに電車は出ました。あー、よかった。電車が動き出してすぐに、ギネスさんの旦那様から携帯へ電話があり、すでにホテルに入ったとのこと。こちらは遅れてるので、少し待たせてしまうことになってしました。
 その後、1つ目の駅で1時間近く止まっていました。なかなか動かなくてどうしようかと思っていると、動き出しました。その後、動いたり止まったりを繰り返していましたが、途中で反対側の列車が止まっていて、救急車のような車両が来ていたりしたので、なにか事故だったのかしら。その後は止まらずサンテティエンヌまで順調に進みました。でも、当初の時間よりも1時間半も遅れてしまった。
 後からきいた話だと、どうやらこの遅れは牛が線路に紛れ込み、列車と接触したとか。田舎ならではの出来事だけど、大事にならなくてよかったです。

●サンテティエンヌへ

fra 今回はCHATEAUCREUX駅前のアコーホテルグループのIBISホテルを取っています。なかなか情報がなくて、どの場所にホテルを取ればいいかすごく悩んで探したけど、なかなかいい場所のホテルを探し当てられたと思う。なんせサッカー評論家の方も泊まられていたし。
 スーツケースを転がし、ホテルまで移動。ものすごく暑いので、これだけですでに死にそう。チェックインを済まし、部屋に行ってみると、ななんと狭すぎる。。。。アメニティなんてせっけんしかない。かろうじてスーツケースを広げる場所はあるけど、狭いし、エアコンないし、こんなところに2泊できるのか?
 テレビはユーロ・スポーツが映るので、よかった。しかし、夜は寝られるのかちょっと心配。さっそくギネスさんの旦那様に電話。夕方、こちらのホテルで落ち合うことにしました。

 夕方まで時間があるので、ホテルの周辺をうろうろしてみることに。でも、外に出たら恐ろしい熱さで、10分も歩き回っていられなかった。なので、隣のhotel d'anjouの1階にあるカフェにいってみました。エアコンも効いていて気持ちいい〜。
 おなかがすいていたので、私はサラダ、masaoはオニオンスープ。サラダはアンチョビやオリーブやゆで卵が乗っていって、なかなかのボリューム。でも、味はさっぱりしていて、どんどん食べてしまいました。しかも、食後に飲み物を飲みながら、うだうだ過ごしてしまいました。外がいつまでたっても暑そうなので、長居をしてしまいました。

●日本戦の観戦(日本vsコロンビア)

fra 夕方になると、ギネスさんの旦那様がホテルまで来てくださいました。なんと、BAのコンコルドで来たのに、ロストバゲージされてしまって、ユニがないとなげいておりました。しかし、ひどいな、BA。
 ちょっと早めでしたが、ホテルでは暑くていられないので、スタジアムのそばまで行き、食事をすることにしました。スタジアムから徒歩で10分くらい離れたところくらいにタクシーで行きましたが、パブはあるけど、カフェはありませんでした。なので、パブのおじさんに食事がしたいんだけどって聞いてみると、スタジアムを右に行くとカフェテリアがあると教えてくれました。なので、早かったけど、スタジアムまで行くことに。途中、チケットのチェックなどがありましたが、無事にスタジアムに到着。右手のほうへ行ってみると、ありました、カフェテラス。ここをホームにしているチームのショップも併設されていてかなりの広さ。
 今日の試合を見る人たちがたくさん食事をしていて、店内は大混雑。しかも、あまりエアコンが効いてないので、暑い〜。フードコートのようになっているので、そこでパスタを注文。私の前にいた日本人の報道陣の人たち、パスタを注文するのに、指差して「ん」っていうだけ。せめて英語ででも「this」くらいいえないのかね?
 食後はチームのショップなどを見に行ってみました。かなり大きくて、ほかの国のユニなどもおいてあり、しかも一足早いセールがポロモーションとして行われていました。

 試合開始1時間前になったので、スタジアムに行くことに。どうやら、カテゴリにより入り口が違うようです。ゲートでカメラは預けろといわれる。なんで?でも、中に入ると、余裕ですごい望遠のカメラを持っている人がいっぱいいる。なんでなのー?
 しかも、うちはカテゴリ1なのにバックスタンドになってしまった。でも、中に入るとメインスタンドのほうが入りが悪そう。なんでなの〜。そうはいってもバックスタンドもそれほど多くありません。しかも、席案内のおばちゃんが絶対に席を移動させてくれないの。まあ、高い位置からのほうがフェンスがあるから見やすいんだけど。
 試合内容は、いまいちでした。コロンビア戦の前のフランス戦で善戦しすぎて、みんな疲れきっている感じ。中1日じゃあかわいそうでした。地元のフランス人たちもみんな日本を応援してくれたけど、結局負けてしまい、グループリーグで敗退です。

 試合終了後はトラムでホテルまで戻ろうとしましたが、明るいときにトラムの確認をしていなかったので、いまいち降りるところがわからず、手前で降りてしまいました。でも、タクシーが捕まえられたのでよかった。
 のどが渇いたので、駅の自動販売機までジュースを買いに行くと、地元の人が話し掛けてきました。フランス語は全然わからず、??な顔をしていると、足でボールを蹴る真似をして、いったんでしょ?って。
 日本はどうだったか知りたかったようで、負けたよっていうと、すごくびっくりした顔して、残念だったねというようなことをいってくれました。

 ホテルに戻って、あまりに部屋が暑いので、部屋の扉をあけて風を通していたら、サッカー関係者が何人も「お疲れ様でした」と声をかけてくれて、なんだか余計寂しくなったよ〜。

 明日は、ブラジルとトルコの試合を見に行きます。でも、昼間は何も予定がないので、暇だなあ。


●今日の食事

サンドイッチ
fraサラダ
パスタ

[ Back ] [ Home ] [ Next ]