イタリア・フランス、サッカー観戦とお買い物の旅

　今日はDLPに行こうと思っていたんだけど、明日のサッカーチケットがまだ届かないので、とりあえずコンシュルジュにチケット屋さんに電話してもらうことにしました。すると、英語を話せる人が出たというので、電話をこちらに渡してきました。英語でチケットがホテルに届いてないというと、なんと日本に送ったといいます。あれだけ日本にいないからホテルに送ってといったのにぃ。さすがフランス人。なので、チケットを再発行するか、払い戻すようにいうと、上司と相談しないとわからないからあとで電話をかけるといいます。しょうがないので、出かけていないと思うから伝言入れておいてといって、いったん電話を切りました。こりゃ、あんまり頼りにならないな。
　コンシェルジュにお礼をいって、パリサンジェルマンのオフィシャルショップにチケットが売っていたので行ってみるといい、ホテルをでました。コンシェルジュも「なんで日本に送るんだ？」って一緒に憤慨してくれました。

　このこともあるし、すでに時間が10:00近かったので、このあとのスケジュールをどうするか考え直すことにしました。今日はこのまま買い物と観光をして、あさってのイギリス行きをキャンセルして、あさってにDLPに行くことにしました。幸い明日からエアポートホテルに移動なので、空港からDLPはエアポートバスでいけるのです。
　イギリスも試合終了から空港までのスケジュールがタイトだったので、少しでも電車やバスが遅れると戻って来れない可能性があったので、やめることにしました。

　パリサンジェルマンのオフィシャルショップがオープンするのを近くのカフェでお茶をしながら待ちました。
　オープンしてすぐにチケットブースに行って、チケットの有無を訊ねると、いちばん高い490FFの席しかないといわれました。もちろん私たちはこのカテゴリのチケットが欲しかったので、即購入。シートマップでこの辺の席だと教えてくれました。なかなかよさそう。メイン中央の前のほうの席です。
　とりあえず、懸案事項が解決したので、このあとは観光にでかけることにしました。

　行こうと思っていながらなかなか行く機会がなかったので、朝も早めだしそんなに混んでないだろうと思い、地下鉄で行ってみました。ジョルジュサンクから1号線に乗り、シャルル・ド・ゴール・エトワール（凱旋門）で6号線乗り換えて、ビル・アケムで降り、歩いて行きました。
　まだ午前中ということもあり、チケット売り場もそれほど混んでいませんでした。よかった～。チケットを買い、エレベーター乗り場へ。もちろん、いちばん上まで行く予定です。
　下のエレベーターは斜めに登っていきます。昔は手動だったのか？運転手のおじさんのマネキンのようなものが設置されていて、アメリカ人のおばちゃんはほんとに人が動かしていると思ったようでびびっていました（笑）

　順番にエレベーターに乗り込んで2階へ。ここはフロアをぐるりと1周でき、パリの景色を楽しめます。なかなか遠くまで見えて楽しい。でも、まだ高さが足りなく、高い建物くらいしか判別できません。
　次に3階まで別のエレベーターで登ります。こっちはほんと高かった。凱旋門もパリのスタジアムもよく見えました。しかも、こっちの方向に何千キロ行くと横浜とか書いてあって笑える。すべての方向に様々な国の都市名と距離が書いてあります。
　一通り景色を眺めて、下に降りてきました。エッフェル塔の下はベンチがあり、そこでパニーニのようなホットサンドイッチを食べました。かなり大きくておなかいっぱい。雲ひとつないいい天気で、かなり暖かい。今日観光にしてよかったかも。

　いったんホテルに戻って、気合を入れてでかける準備をすることにしました。
　ホテルに戻ると、コンシェルジュがチケットはどうだったか聞いてきたので、なんとか手に入れることができたよいうと、笑顔でよかったねっていってくれました。ほんとよかったよ～。

　今日もエルメスを覗いてみることにしました。フールトゥはグレーはあったけど、やっぱりグレーは汚れそうなので却下。バーキンもケリーもないし～。でもきっと倉庫にはあるんだろうなあ。
　新しい香水のプロモーションをやっていたので、香りをかいでみたらなかなか私好みの香りだったので、購入することに。すると小さい試供品タイプのものをプレゼントしてくれました。
　買い物したものはホテルに届けてもらうことにしました。ホテル名を聞かれたので、「プランスドガル」と答えると、「プランスドガルなの～」とほかの店員さんにもプランスドガルに泊まっているんですって～といいふらされた（笑）

　この後は2階建バスの観光バスに乗ってノートルダム寺院までいってみることにしました。
　シャンゼリゼ通りでバス停を探していると、真後ろでものすごい音がしたので、振り返るとなにか破片が飛んできました。テロか？と思っていると、地下駐車場に入ろうとしたトラックが荷台の高さが制限を越えていて激突したのでした。けが人はいなそうだったのでよかったけど、観光客などがものすごい集まってきて大変な騒ぎになりました。

　Paris L'Open Tourというバスに乗りました。1日ひとり150FF。いろいろとコースがあり、どこで乗り降りしてもいいので1日観光をしてまわるにはいいです。地下鉄のほうが早いし安いけど、このバスの2階はオープンエアになっているので、降りない場所の景色も見えるし、なかなか楽しい。
　我が家が乗ったルートは、
GeorgeV－Charles de Gaulle-Etoile－Trocadero－Tour Eiffel－Vauban-Hotel des Invalides－Esplanade des Invalides－Concorde-Royale－Madelene－Malesherdes－Auber（このバスの事務所）－Opera-4 Septembre－Palais-Royal-Comedie Francaise－Musee du Louvre－Pont-Neuf-Quai des Orfevres－Notre-Dame
で、2時間以上かかりました。

　地下鉄で行けばノートルダムはすぐなのだけど、天気もいいし、ほかの観光名所が一気に見られるので便利。
　オープンエアの2階から景色を眺めながら、かなり楽しめました。イヤフォンで観光名所の説明もしてくれます。

・ノートルダム寺院　Notre-Dame
　ここも観光客が盛りだくさん。中に入るとステンドグラスがとてもきれい。ばら窓は日差しがさしてくるとさらに美しさを増し、しばし見とれてしまいました。
　ここも上に登れるのですが、混んでいたので、やめました。

　ノートルダムのそばの4号線、CITE駅からギャルリーラファイエットに行くため地下鉄に乗りました。この駅ホームに行くのにエレベーターで地下に降りました。おもしろい～。でも、夜遅いと怖いかも。

・ギャルリーラファイエット
　アクセサリー売り場にクリオブルーがあるので、そこで時計と指輪を買いました。すごくかわいい上にやっぱりやっす～い。ラスベガスのアウトレットと変わらないくらいだな。
　1階のヴィトンでは恐ろしい数の日本人が並んでいました。すごすぎ！
　それから、館内案内カウンターに日本語の話せる人がいました。フランス人の男性の方です。
　おなかがすいてきたので、上にあるフードコートでマフィンとジュースを買って食べました。なかなかおいしい。

・プランタン
　荷物が入りきらなくなったので、旅行かばんを買うことに。旅行かばん売り場に行くと、けっこういろいろと種類があって迷う～。結局、80ユーロくらいのサムソナイトのバッグを買いました。あー、また旅先でかばんを買ってしまった。

　ぶらぶらと見て回った後は、地下鉄でホテルに戻りました。帰りながら、ヴィトンのバッグが安ければ欲しいねえって話していて、一応値段を聞いてみることにしました。

・ルイ・ヴィトン
　今日もまた来てしまった（笑）カタログを見て、見せてもらうバッグを選んで手の空いている人を探すけど、混んでいて全然いない。待っていることに気がついてくれたほかの店員さんがだれか接客して～といってくれているけど、なかなかいなくてかなり待ちました。待っていると日本語のできる人がきてくれて、バッグを見せてくれました。気に入ったのはキーポルの45cmのもの。日本円で免税になると48000円くらいだというので、迷わず買いました（笑）

　お買い物をして、そのままホテルに戻りました。
　夕食までの間、荷造りをしました。そういえば、チケット屋から連絡がないなあ～。メッセージもないし。

　前回パリに来たときに行ったチェーン店のChez Clementへ行ってみることにしました。金曜日の夜ということを忘れていたら、激混み。でもほかの店も同じようだろうからそのまま待つことにしました。待っている間デザートワインが振舞われましたが、めっちゃ甘い。
　ふたりだったので、意外に早く席に案内されました。しかし、混んでいるのですっごい狭い席。その上なかなかオーダーを取りに来てくれません。ま、急いでないのでいいけど。
　飲み物を頼むときに料理も一緒に注文。次いつきてくれるかわからないので、一度にオーダーしました。前菜にスープ、ラビオリ、メインにサーモンのパスタ（前も頼んだような。。）、サーロインステーキです。
　お隣に座ったフランス人のご夫婦が「こんばんは」と声をかけてきました。こちらも「こんばんは」と答え、後はなにかある度に表情のみでお互い会話（笑）こちらのご夫婦はとにかくすごい食べていました。すごいわ～。
　反対側のカップルが英語で「たばこを吸っていいかしら？」と聞いてきました。ここは禁煙席のはずでは？と思い、「まだ食事中なので。。」というと、「ok」と納得してくれました。その後、食事が終わったので、「もしまだ吸いたいのだったら、どうぞ」というと、「私はここが喫煙席だと勘違いしていたの。なので、タバコは吸わないわ。わざわざありがとう」といってきました。わかってくれていてよかった～。
　お料理はなかなかおいしかったです。以前とそう変わってなくてよかったです。

　食事の後はホテルに戻り、荷造りの続きをしました。