行きの機内でずっと寝ていたこともあって、結局持ってきた本を熟読し朝を迎える。
早朝5時台のデトロイト行きに振り替えようと考えていたのだが、空港内のディズニー・ショップの開店前にここを去ることになってしまい、留守番のmakimaki嬢への土産を買えなくなってしまうので、予約通りのフライトでオーランドを発つ。
ちなみに、オーランド空港内のディズニー・ショップ(The
Magic of Disney)の開店時間は午前6時。
○ オーランド → デトロイト < MCO/DTW >
搭乗時はがらがらだったのだが、出発直前に日本の団体客がごっそり搭乗、ほぼ満席状態に。どうやら、デトロイト発太平洋路線のコネクティング・フライトのようだ。
ディズニーのおみやげ袋を抱えた新婚旅行組に囲まれながら、一路デトロイトへ向かう。
○ デトロイト空港
ここもNWのハブ空港。規模は非常に大きいのだが、通路の作りを広くとっていないため、せせこましく感じる。
次のフライトまでの待ち時間の間に、今晩の宿の手配をする。週末土曜日の夜ということで、宿泊手配は苦労しそうな予感がしていたのだが的中。電話をする所どこも満室との答え。モーテル系は週末は1泊のみの客は受け付けないラスベガスならではの殿様商売。結局20数件問い合わせて、空きのあったストラスフィア・ホテル一泊US$146.06(tax込)で手を打つ。どうせカジノに行ったら寝やしないと思うのだが、荷物は邪魔だし風呂にも入りたいのでしょうがない。オーランドでホテル代を倹約した分がまとめて飛んで行ってしまった...。
このホテル、タワーが話題だが立地がそれほど良い訳ではなく不人気と聞いていたが、他のホテルが軒並み満室の中、しっかり空きがあった。人気挽回のためにカジノの払い戻し率を上げているという話も聞くので期待しておこう。
○ デトロイト → ラスベガス < DTW/LAS >
機材遅れで1時間のディレイ。貴重なラスベガスでの滞在時間が減る。
○ ラスベガス
今回の旅唯一まともに滞在する街。予想したよりも涼しく、Tシャツの上にシャツを羽織ってちょうどいい感じ。室内は冷房の嵐なので逆に肌寒く感じます。
空港到着後、グレイラインのシャトルバスでストラスフィア・ホテルへ行き、チェックイン。荷物を部屋に置き、身軽になった所ですぐに街の散策に出掛ける。実はラスベガスは来年のGWに行く予定なので、その下調べも兼ねて街を探検してみる。時間も予算も無いので、無料アトラクションを中心に回ってきました。
● Caesars Palace
「古代ギリシャ・ローマ帝国の世界」がテーマのホテル。ショッピング・モール“フォーラム・ショップス”が併設されている。店舗は高級ブランドが多かったような。あまり縁の無い店ばっかりだったので記憶がいいかげんです。目的はフォーラム・ショップス内にある、ディズニー・ストア。ここにはご当地グッズのシーザーの格好(古代ギリシャの服装)をした、ミッキーのビーン・バッグを売ってます。
ここ、フォーラム・ショップスで行われる無料アトラクション"
Atlantis"。3人の神がおりなす火と水のショーです。屋内にもかかわらず、派手に燃えます。開始直前に行っても余裕で見られます。毎正時に開始。
● Tresure Island
"The
Battle of Buccuneer Bay" 説明の必要もないほど有名な海賊戦のショーです。この日は16:00以降1時間30分間隔で開催されていました。実は私、今回でラスベガスは3回目なのですが、このショー初めて観ました。いつも来ても人だかりが凄いので敬遠していたのですが、実際に観てみると、行列ができるのも納得です。19:
00の回を観ましたが、開演20分前にはもう人で一杯でした。
● The Mirage
映画『レインマン』でダスティン・ホフマンがポーカーで馬鹿勝ちしてたホテルですが、ここの名物は玄関前のラグーンにある火山の噴火。これ、馬鹿ばかしくって好きです。15分毎に噴火してます。これも特に場所取りの必要なし。直前でも余裕で見られます。
● Bellagio
10月15日にオープンしたての、できたてのほやほやの新しいホテル。イタリアのコモ湖の高級リゾート地ベラッジオがモチーフらしいです。ホテルの前面は本当に湖になってます。この湖を利用して、音楽にあわせた噴水ショーを行っていました。水の噴射の圧力が相当高いのか、えらい高さまで水があがっていたことが印象に残ってます。行ったらいきなり始まったので、開催間隔は分かりません。
● 新4 corners
MGMグランドやニューヨーク・ニューヨークなどのある交差点 です。ここの景色は、金色の巨大なライオン(MGM)に、自由の女神やエンパイヤステートビルなどのニューヨークの名所群(NewYork
NewYork)、さらに中世のお城(Excalibur)、その奥にはピラミッドとスフィンクス(Luxor)といった、何ともこの世のものとは思えない馬鹿げた風景が目に入ってきます。これが、今のラスベガスを象徴している気がします。
こんな馬鹿ばかしいことを、大真面目に実現してしまうラスベガスが僕は大好きです。
● Fremont Street
バスに乗って一路ダウンタウンへ。"Fremont
Street Experience" を堪能。いや凄いですわ、これ。長さ150mもあるスクリーン(実際には電灯)を、どう使うのか興味あったのですが、効果的に利用してます。何気に音響も結構凝ってます。毎正時に1本、3作品がくり返し上映されてます。どれか1本と言われれば"オデッセイ"を推しますが、どれも非常によくできています。
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