2004.10.09 土

●空港へ

 朝6:00過ぎくらいに起床。さっそく、NHK-BSをみて、日本の状況を確認です。どうやら確実に台風は近づいてきているようで、すでにUAは16:00以降の便をキャンセルしたといっています。JLのデンパサール行きは16:00以降なので、かなり厳しい状況かもしれません。心配です。

 荷造りをして、チェックアウトし、KIALエクスプレスに乗るために、タクシーで出発。今回もちゃんとメーターで行ってくれました。でも、昨日の夕方に比べて少し料金が高かったけど、これは時間帯によるのかな??
 ここでチェックインができるのですが、電車の時間があと4分と迫っていたので、空港でチェックインすることにし、スーツケースを引きずってホームへ急ぎます。エスカレーターを降りるとそこには電車がなく、なんで?と思っていると、だいぶ先の方に停車していました。時間がない〜と、走って何とか飛び乗りました。朝から疲れた(-_-;
 けっこう席が埋まっていたので、席を探しながら車両を移動していると、成田から一緒に来た同行者の方を発見。その人はウェスティンにお泊まりになっていたので、空港で落ち合う予定でしたが、ここでお会いできてよかったです。

 空港に着き、カウンターでチェックインです。すると、ここは国内線のビジネスクラスのカウンターだよといわれる。そんな表示どこにもなかったんだけどな?と、確認してみると、表示がスクロールしていて見えてなかったのでした。国際線のビジネスクラスは隣の隣のカウンターだったようですが、そこでチェックインしてくれました。ちゃんとプライオリティタグもつけてくれました。

 チェックイン後はすぐに出国し、ラウンジへ向かいます。今回、ゲートは手前ですが、ラウンジはトラムでアイランドへ行った方なので、戻ってこなくてはなりません。このことについてもきちんとカウンターで説明してくれました。また、出国も優先してもらえるようで、くるときにもらったオレンジ色の紙をもらいました。確かに出国はけっこう並んでいたので、助かりました。
 マレーシア人の出国は自動改札のようになっていて、パスポートの磁気の部分を通すとそこで自動的に手続きされ、出国できるようなシステムになっていました。すごいな。

●ラウンジ

 ラウンジはとても楽しみにしていました。ここのラウンジは香港のCXのラウンジのようにとても広く、また食べ物なども充実しています。さらに、無線LANもあるので、ラウンジのどこにいてもネットに接続できます。
 しかし、ラウンジはものすごく混雑していて、あんなに席があるのにあいているところがありません。なんとか席を立つ人の後に座ることができましたが、いやーびっくりです。
 搭乗時間まで朝ご飯を食べたり、おしゃべりして過ごしました。

 搭乗時間が近づいたので、ゲートに行くと、すでに搭乗が始まっていて、特にビジネスクラスの列があるわけではなさそうでした。ゲート近くに行ってみると、係員がどうぞどうぞというので、何でビジネスクラスとわかったんだ?と思っていると、搭乗券の色が違っていて、離れていても区別が付くのでした。また、ゲートを通過してしまえば、ガラスのしきりでビジネスとエコノミーは分かれているので、すぐに機内に行くことができます。

●機内

 バリ島へ行く機材はエアバスです。ファーストがないからか、成田から乗ってきた機材と比べて、シートピッチがとても広く快適でした。3時間程度のフライトなので、アメニティは配られませんでした。機内食はけっこうしっかりした物が出たので、助かりました。
 バリ島に近づくと、天気がよいので、島がよく見えました。滞在するヴィラはどの辺だろうと、珍しく窓から眺めまくりました(笑)

●デンパサール

 インドネシアに入国するのに、ヴィザが必要になったので、まずは入国の前にヴィザを購入する必要があります。3日間で10ドル、それ以上30日までは25ドルになります。マレーシア航空に乗ってきた人の中には、ヴィザが必要な人はそれほどいないようで、すぐに購入することができました。でも、入国審査の前にそのヴィザをパスポートに貼り付けてもらうという作業があるので、けっこう手間取りました。無事入国し、荷物をピックアップした後は、ヴィラのお迎えの人を探します。そういえば、勝手に荷物を持って行っちゃって、1000円とかいう人はいなかったなあ。日本からの便でないから??

 何度かうろうろしてお迎えの人を発見。これからウルワトゥ近くのヴィラに向かいます。空港から車で40分程度かかるようですが、ガイドに地図でみるとそれほど距離はないけど、けっこう起伏が激しいのかしら?
 荷物を車に積み込んで出発です!それにしても、バリ島は暑い〜。途中で、ほかの同行者から電話がありました。たぶん同じくらいのタイミングでヴィラに着くだろうとのことでした。

●The Istana

 車で山道を走り、どんどん田舎の風景になる道をどんどん進み、店も家もない畑が広がるところを進んでいくと、高い塀に囲まれ、大きな扉がついているヴィラに到着。扉が開き、中にはいるとそこはもう別世界です。階段を上がり、ロビーに向かっていくと、そこは目の前に広がる海と一体化したプールが視界に飛び込んできます。西側を向いているので、ちょうど景色が一番きれいな時間です。とってもすてきです!!もう、この景色でイチコロです(笑)
 ちょっと早く着いた2名が出迎えてくれて、さらにここのマネージャーやスタッフが次々と挨拶に出てきました。オープンエアのロビーでウェルカムドリンクとおしぼりで一服です。その後、ヴィラの各部屋をマネージャー自ら案内してくれました。また、ここのオーナーはオーストラリア人で年齢は30歳、しかも独身!らしいです。イケメンなんだろうか(笑)

 一通り見て回った後は、遅い昼食です。簡単にできるメニューをお願いして、外の海岸沿いにあるガセボでおしゃべりしながら料理が運ばれてくるのを待ちました。
 しばらくすると、スタッフがトレイに載せて、ランチを運んできました。私はナシゴレン、masaoはクラブサンドイッチを食べました。なかなかお料理もおいしいようで、これから滞在中の食事に期待できます。


 食事の後は、そのままガセボでおしゃべりをしたり、部屋割りをして、夕方まで過ごしました。今晩の部屋は私たちはマスタールームを使わせていただくことになり、荷物を運んだり、着替えをしたりしました。
 また、オーディオルームでくつろいでいると、無料でルンピアをサービスしてくれました。小さな春巻きがとてもおいしい!

●ウルワトゥ

 夕方からウルワトゥ寺院でケチャがみられるとのことで、行ってみることにしました。ちょっと出遅れたので、周辺はバスやタクシーでいっぱい。JTBのバスまであった。すごいな〜。
 中にはいるのに、ひとり7万ルピア。700円くらいです。かなり高い(-_-; また、入るときに「めがねだめ〜」って日本語でいわれたのだけど、理由がわからない。みんなめがねをかけているので、はずしたら見えないよ〜。それから、帯みたいなのが配られて、それを腰に巻きます。受付のおじさんは、誰からならったのか、「ありがじゅう!」なんていっています。正しい日本語をおしえてあげて(笑)
 さっそく中に入っていくと、遠くに寺院が見えます。あそこまで行くのか?と思っていると、どうやら違うようで、反対の方向へ歩きます。すると、人だかりがあるので、なにかと思うと猿がいました。なんとこの猿がめがねを取っていってしまうようです。なるほど。
 先に進むと、小さな広場を取り囲むように階段状に座るところが設置されていました。もう遅かったので、いちばん前の列に座ることになりました。
 すぐにケチャが始まりました。大勢の男性が出てきて、「ケチャ....」と唱えながら踊ります。そのうち、着飾った女性が出てきたり、怪物みたいなのが出てきたり、猿が出てきたり、ストーリー仕立てでしたが、事前準備がしっかりしていなかったので、どういう意味があるのかよくわかりませんでした(^^;
 約1時間ほどで終わりましたが、目の前でみると迫力があり、なかなかすごかったです。
 帰る頃にはもう真っ暗。はぐれないように車を置いたところまで戻りました。


 ヴィラに帰ってから、夕食までの間、真っ暗なのにみんなでプールで遊びました(笑)

●夕食

 本日の夕食はイタリアン風の料理をお願いしておきました。食材を買いに行くため、昼食には注文しなければならなかったので、適当に決めてもらったのですが、どんな料理がくるでしょうか。楽しみ〜。
 まずはスープとパン。野菜たっぷりであっさり味。とてもおいしいです。その後は、サラダ、フライドポテト、鶏の唐揚げ、パスタ、ご飯などが続々と運ばれてきました。みんなとおしゃべりしながら食べる食事はとても充実していて、しかもおいしいので大満足でした。付け合わせに出ていたソース、サンバルがとても気に入りました。

 みんなでしゃべっていると、今日、成田を出発するメンバーがなんと台風のせいでフライトキャンセルになってしまったと、携帯に電話がかかってきました。ほかの航空会社への振り替えなどを交渉したのか聞いてみましたが、チェックインカウンターまでも近づかせてくれなくて、交渉は電話でするのみとのことで、JLの対応はかなり最悪だったようです。しかし、すでに先にキャンセルが決まった人たちに他社便は取られてしまい、今回はキャンセルするしかないようでした。とても残念です。

 食後には、オーディオルームに移り、つまみを食べながらみんなでさらにおしゃべりしていましたが、私たちは朝早かったので眠くなってしまい、先に寝室へ向かいました。

●今日の食事

機内食
季節のフルーツ
メイン:
スクランブルエッグ・ロール・イン・クレープ
or
海老サンバル
or
ステーキ
デザート
ナシゴレン、クラブサンドイッチ
スープ、サラダ、フライドポテト、鶏の唐揚げ、パスタ、ご飯

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