初めての上海

　昨日夜遅くなったので、今日は少し遅くまで寝ていようと思っていると、朝から何度もハウスキーピングだと起こされる。11時過ぎにきてとその度にいっていたのだけど、なんでそんなにくるんだ？と不思議に思っていると、ハウスキーピングのランプがついてる！昨日からつきっぱなしだったのか？
　ここのベッドはとっても広く、しかも寝心地がいいので、いつまでも寝ていたくなりました。気持ちいい～。

　11時頃から支度をはじめ、まずは地下鉄に乗ってでかけることにしました。コンシュルジュに地図をもらい、出発。ドアマンに地下鉄の方向を聞いて、歩き始めました。天気が良く、日本より少し暖かい感じなので、歩いていてもそれほど大変ではありません。
　地下鉄の駅はちょっとわかりにくくなっていました。ちょうど階段の前で工事をやっていて、見えないようになっていました。しかもその階段はふさがれていて、別の遠い階段から入らなければなりませんでした。

　地下鉄の初乗りは2元。とても安い。しかも新しいので、気持ちよく乗れます。雰囲気は香港のと同じような感じ。それにしても、思った通り、並ばないし、降りる人がいても無理矢理乗り込む人が多くて、びっくり。少し待てば簡単に乗れるのに。
　人民公園駅で乗り換え。ここは2つある地下鉄が交差しているところなので、駅には人があふれています。乗り換え先のホームでは、拡声器を使って電車を待っている人たちを列に並ばせたり、人が降りてから乗るように指導していました。それでも、みんなあんまり聞いてないので、混乱気味。
　乗り換えて1つ目の駅で下車。地下鉄は出てみるまでどの通りにどのように出口があるのかわかりにくいので、出たところで自分の位置を確認。そこから、新世界まで少し歩きます。

　ほんとうにあんなおしゃれなゾーンがあるのか？と疑いたくなるような道を少し歩くと、ありました。そこだけ別世界のように石造り風の建物がたくさんあり、カフェタイプの飲食店や雑貨店が並んでいます。値段ももちろん高めの設定。
　雑貨などをみるとけっこうセンスはいいのですが、値段が日本と同じくらいなので、何も買いませんでした。カウンターにあういすなどもかなり惹かれたけど、持って帰れないしな～（笑）

　朝食を摂っていなかったので、ここでお昼を食べることに。シネマの建物にあるヌードル専門のnoochにいってみました。このお店は様々な国の麺が食べられるようで、日本のそば、うどん、ラーメンから、マレーシアのミーゴレンなどまでありました。私はホッケンミーを注文。masaoはワンタン麺（タイ風）。味はまあ普通でしたが、量がすごく食べ切れませんでした。

　次にまた地下鉄に乗り、いちばんの繁華街へ移動。さすがにすごい人が歩いています。それにしても、すごいのは中国なのにゴミが落ちていないこと。表通りには恐ろしい数のお掃除の人がいて、とてもきれいにしています。ディズニーランドよりもすごそうだ。
　ここを東に向かってぶらぶら歩いてみたけど、特に欲しいものはなし。途中でデパートに入ってみたけど、欲しいものはほとんど日本と変わらない価格で、特に魅力あるものはありませんでした。
　南京路の端まで歩いて、また地下鉄で移動です。

　ガイドでいちばん期待をしていたショッピングモールです。このショッピングセンターはテレビ塔の向かいにあり、最近オープンしたばかりです。だからなのか、全部の店舗が開いているわけではなく、とても広いフロアを歩くのがかなり大変。しかも、あまり動線を考えられていないので、同じ所を何度も歩かなければならなくて疲れました。
　なので、2階にあったイギリス系の紅茶のお店で休むことにしました。
　このお店、奥にソファにじゅうたん敷きの部屋があるのですが、そこに座るにはわざわざ靴を脱ぐシステムになっていました。靴を脱ぐのは面倒なので、普通のテーブル席にしました。
　たくさんあるメニューからいろいろと悩んで選んだのは、マンゴーとパッションフルーツのアイスティ。さっぱりしているのだけど、紅茶というよりジュースみたい。しかも、シャンパングラスのような平たいグラスだった。紅茶はガラスのポットの中に入れられており、氷とパイナップルが入っていて、なかなかおいしかった。
　けっこう気に入ったので、買って帰ることにしました。すごく重い缶でなんだろう？と思っていたのですが、買ってからもしや粉末かもと気が付きました（まだあけてないので確認できていない）。
　どうせなら、葉っぱも買えば良かった～。
　それにしても、ここのお店の店員さん、私たちが日本人だってなかなか気が付いてくれなくて、いろいろな中国語で話しかけられて困った。もちろん、英語もできるのだけど、なぜだろう。。。

　上海にきたら、やっぱりここに登らなければ！と、あたりが薄暗くなってから登ってみました。いちばん上までは110元。けっこう高い。
　まず、二球まで毎秒7mのエレベーターで上ります。ここですでに235m。うわー、下がとっても小さく見えます。3層になっていて、一番下は外にでることもできるようになっています。もちろん、金網が張ってあるので、のぞき込むことはできませんが。
　二球から三球までは別のエレベーターで昇ります。チケットを見せて私たちだけエレベーターに乗り、三球へ。おお、さすがにここは高い！狭いスペースなので人がごった返してくる前に避難。
　もう一度二球へ降り、二球の下層から一球へ向かいます。ここはなぜか全然人がいません。みんな直接いちばん下まで戻ってしまうようです。
pvg

　エレベーターが来るのを待って、乗り込むと私たちだけ。ここのエレベーターは上に行くときとは違い、それほど早くはないので、耳が痛くなりません。一球に着くと、ここは外に出る展望だけのようで、回転ドアで外に出てみました。寒いからかだーれもいません。でも、地上に近くなった分、景色はよく見えます。でも、なんだかバンドは寂しい景色なんでだ？

　すっかり暗く寒くなってきたので、ホテルに戻ることに。ホテル内のスパでマッサージができるかどうか聞いてみると、いますぐでもいいよ！とのこと。どんなプランがあるかと英語のパンフを見せてもらうと、「日本人？」って聞かれて、そうだと答えると、「日本人だったら中国語のパンフでもわかるんじゃないの？」っていわれた。でも、微妙に違ってなんとなくニュアンスはわかっても完全にはわからないんだよね。
　結局、ふたりともホットストーンマッサージをすることにしました。時間は30分後。部屋に荷物を置いてくることにしました。

　スパへ再び戻ると、ロッカールームで着替え、まずシャワーを浴びます。ここにはジャグジーやサウナもありました。あとでゆっくり来たいな～。
　その後、マッサージルームに案内されます。うつぶせに横になると、ちょっと熱めの石を背中や首、てのひらなどに乗せられます。最初の頃はけっこう熱く感じてうわー！思いましたが、だんだん慣れてきて気持ちよくなってきました。石を乗せ終わると、上にバスタオルをかけてくれてちょっとしたサウナ状態。気持ちいい～。
　背中に石を乗せながら、次は足を石を使ってマッサージしてくれます。これがとっても気持ちいい。なんだかやみつきになりそう。
　この次は仰向けになり、足やおなかを石でマッサージしてくれます。これもとっても気持ちいい！温かい石がほわーっとした気持ちよさを身体に伝えてきます。これはとっても私好み。

　マッサージが終わったあと、またシャワーを浴びて、のろのろ着替えていたら、早く着替えてといわれました。なんで？と思っていると、masaoがすでにマッサージが終わって待っていたのでした。だからせかされたのね（笑）

　今日は昨日タッチの差で食べられなかったホテルのイタリアンレストラン、ダニエリズへ。けっこう広いのかと思ったら、それほど席数はなく、上品だけど気軽に食事ができる雰囲気のレストランでした。
　予約しておいたので、窓際のテーブルに案内されました。ここからオープンキッチンがよくみえます。
　注文したものはサラダ、スープ、ロブスターのすり身の入ったラビオリなど。料理が出てくるまでドリンクを飲みながら、サーブされたパンを食べていたのですが、なぜか途中で下げられてしまいました。？？と思っていると、焼きたてのパンを持ってきてくれました。その後、何度かパンを交換に来てくれました。でも、ぼーっとしていると真ん中のほわほわのところを食べる前に持っていかれてしまいます（笑）
　料理はどれもおいしかったです。ただ量が少なめかな。日本のレストランと変わらないくらい。
　食後にはチョコムースを頼みました。あまり甘くなくてとってもおいしかったです。カプチーノとの相性も抜群。

　明日はハイアットへ移動なので、荷造りをしてから寝ました。