1998年9月11日(金)

●Northwest航空のストライキ(出発前のトラブル)

 8月の終わりから、NWがストライキを始めました。出発まで半月あるから大丈夫かと思っていましたが、NWは過去に半年間ストライキをやったことがあるらしく、不安になりました。その不安は的中し、見事欠航が決定。代理店を通して航空券を手配していたのと、事前に席が取れていたことで、今回は事前発券をお願いしていなかったのです。これが災いして、航空会社に直接交渉できず、毎日代理店と航空会社とに電話をする羽目になりました。
 出発の3日前にカナディアン航空に振り替えができると代理店から連絡があり、直行便が手配できず、バンクーバー経由になり、出発日も1日早まりました。これは当初2泊4日の予定だったので、NWよりも出発時間が遅くなるのであれば、前日の遅い便にしてくれとお願いしていたからだと思います。9/12の土曜日出発は祝日もあるので、航空券の予約を入れたときからかなり混んでいました。なので、その日の振り替えは無理だなと思っていましたが、まさかバンクーバー経由になるとは。
 カナディアン航空がどんな航空会社なのか全く知らなかったので、雑誌などで情報を集めましたが、それほど載っていなくてちょっと不安。でも、行けないよりはましなので、その便で了承しました。
 すぐにカナディアン航空に電話をして席の指定をしました。あまり、そういうことをする人がいないのか、エコノミーで前の方の席をちょうだいとお願いしたら、2列目の9HJがありました。帰りは10HJでした。いちばん前の8列はかなりゆったりしていて、大きい人や足の長い人にはおすすめです。余裕で前を通れます。それで、前はスクリーンではないのでまぶしくて寝られないということはないです。
 また、1泊増えた分の宿をどうしようかと思い、L.A.の友達に相談したら、次の日にデザートヒルズに行くのであれば、自分たちがParm Springsにゴルフをしに行くから、一緒にくればいいと誘ってくれたので、行くことにしました。

●やっと出発

 出発日が1日早くなったので、会社を午後休しなければならなくなりました。仕事をやりくりして、なんとか出発。新宿でmasaoと待ち合わせ、車で成田へ。道はけっこうすいていて時間よりも早く成田に到着。けれど、今回は航空券が手元にないので、団体カウンターでチェックインしなければなりません。これがとろいおばちゃんの集団が前にいて、大変でした。2人で並んでいたのに、あとから友達が3人来てすったもんだしながらチェックインしていたので、そこで20分は損したかも。同じ日にニューヨークに出発する同僚を見送りに行こうと思っていたのに、そのおかげでさっぱり時間がなくなってしまいました。
 ボーディングパスを受け取り、航空会社のカウンターで荷物を預けて出国審査をすませ免税店へ。エルメスの時計がだいぶ高くなっていました。円安のせいだ。
 カナディアン航空は第1ターミナルの第1サテライト(北ウイング)から乗り込みます。歩いて行くことはできないので、バスで移動しますが、とっても遠い。10分くらいかかります。第1サテライトには免税店はありませんが、売店があります。雑誌などが売っていてけっこういいかも。新しいのでトイレも気持ちよかったです。
 飛行機に乗り込んで離陸を待っていると、管制塔から出発のOKがでないとアナウンス。結局、2時間遅れて離陸。乗り継ぎに2時間半しかないのにどうなるのかと不安になる。隣に座っていたカナダ人の女の人も乗り継ぎは大丈夫かFAに確認していました。そしたら、遅れた分速く飛ぶから大丈夫だとFAがいっていました。離陸するまでの間、飲み物が配られたり、ブランケットが配られたり(なぜか離陸してから配り、着陸前に回収された)、免税品のパンフが配られました。
 カナディアン航空は、日本人と日本語の話せるスタッフは4人いて、シートのピッチもかなり広くて満足。機体も新しそうだし。機内食もおいしかったです。朝食の前に無理矢理起こされるのがちょっとなって感じです。
 機内での映画は、「仮面の男」ともう1つは忘れました。どちらも見ないで寝ていました。どうも飛行時間が短いのであまり寝られず、旅行の間中眠かったです。

la2_001.jpg●忙しい乗り継ぎ

 バンクーバーには乗り継ぎの便が出発する1時間前に到着しました。アナウンスで乗り継ぎの人から先に降りて下さいといってましたが、ほとんどの人が乗り継ぎなのであまり効果なし。私たちは前の方の席だったのですぐに出られました。
 アメリカへの乗り継ぎの場合、ここでアメリカ入国審査があります。アメリカへ乗り継ぎの通路のところで係員がどこから来たか聞いてきました。成田というとそのまま通してくれましたが、同じころ中国から到着した便に乗っていた人はカナダの入国の方へ回されていました。この違いはなぜなんでしょう。移民が多いからかな?
 急いで入国カードに記入して、荷物がでてくるのを待ちます。先にいたカップルが白い方の入国カードに記入していたので、書き直していました。荷物をピックアップし、チェックインカウンターでボーディングパスをチェックしてもらい、もう一度荷物をX線に通します。前にいたおじさんが荷物を開けられていました。そのうえ、セカンドバッグを忘れていったので、大声で呼び止め、渡してあげました。そのまま、荷物を預けて、入国審査へ。久々にいろいろと聞かれました。こちとら急いでいるのに。同じページに、アメリカの入国スタンプが4つもあったからかな?そこに5つめを押されてしまった。。。
 離陸の15分前になんとかゲートにつきましたが、昼食をとる暇がなく、かなり空腹になっています。パンが売っていましたが、甘そうなものばかりでやめました。LAXまでの便では空腹と眠気でどうかしそうでした。

●1年ぶりのL.A.

 LAXには定刻に到着。空港から友人宅に電話をし、今からそちらに行くことを伝えました。去年行ったので、道は覚えていました。レンタカーで走る道をみながら、懐かしくなりました。友人の家はLAXから車で30分ほどの閑静な住宅街の中にあり、部屋から海がみえる贅沢な住まいです。夕食まで、近くのマリーナまで散歩に行き、久々にいろいろと話ができました。
 旦那さんが帰ってきて、4人で夕食。友人の手作りのビーフシチュー。masaoの好物なので、ご満悦。とてもおいしかったです。その後、夕食の片づけをしてからParm Springsへ出発。友人はいつもわかりやすく地図を作っておいてくれるので感謝。まったく迷わずにコンドミニアムへ到着することができました。アメリカで夜の長距離ドライブは初めてだったので、おもしろかったです。何が見えるという訳じゃないですけど。
 4人でいろいろとおしゃべりしましたが、みんな次の日は朝が早いので、12:30にはベッドに入りました。

●今日の食事

機内食
うなぎか、ステーキでサラダとすしとデザートとパンがついていました。トレイを大きいタイプで余裕があって食べやすかったです。飲み物はジュース類、紅茶、お茶、ウーロン茶、コーヒー、ビール、ワインなど。ワインはフルボトルでついでまわっていました。
機内食
フルーツが5種類くらいのプレートとヨーグルト、パン、あと何かあったけど忘れました。
軽食 機内食
サンドイッチとスナック、ミニキャロット、スニッカーズみたいなバーでした。サンドイッチはおしかった。
友人の手作りのビーフシチュー。

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