初めてのフィジーとシドニー、香港の旅

　朝一番の時間のフライトなので、始発のNEXで成田空港へ向かいます。しかし、今日に限って、JRの工事があるというので、NEXは東京駅始発。ただでさえ荷物が多いのに、東京駅まで移動しなければならないのはきつい。新宿方面、横浜方面から乗れなかった旅行者が東京駅であふれていました。

　成田空港には時間通り到着です。
　今日のフライトは、CXです。ビジネスクラスのカウンターでチェックインし、ラウンジのインビテーションをもらいます。
　そのまま出国したいところですが、JCBのカウンターでパンフレットをもらいたいので、8時まで少し待ちました。シャッターの閉まっているカウンターの前で待っていると、こちらもだんだん人が増えてきました。ここを頼りにしている人はやっぱり多いのね。
　パンフレットをもらってから、出国です。JLでないので、セキュリティの優先レーンへいけないのがちょっと。ANAみたいにOWサファイア以上ならOKにして欲しいな。でも、すいていたのでよかった。連休でもない、へんな時期だからすいているのかな。

　CXでNRT/HKG間を飛ぶのはかなり久しぶりかもしれません。それにしても、ここの区間のビジネスクラスのシートはなんでこんなに古いのを使っているのでしょうか。シートピッチも狭いし、全然快適ではありません。
　おなかがすいていたので、食事だけは摂って、そのあとは寝ようと思いましたが、映画を見てしまったので、あまり眠れませんでした(^^;

　意外に早く香港へ到着です。
　飛行機から降りると、やはり係員が待っていて、フライトの変更をお願いされました。でも、そこでもやはり丁重にお断りしました。そんなに今の予約のフライトがオーバーブックしているなんてねえ。
　トランジットの時間はかなりあるので、空港内をたらたら歩いて、イミグレまで行きました。到着フロアにある免税店をのぞいたり。
　入国はそんなに混んでいませんでしたが、前にアラブ系の人たちが並んでいて、すごく時間がかかりました。しかも、大半の人は別室に連れて行かれていました。。。。

　入国して、アウトレットへ向かう前に、ピギーを預ける場所を探します。CXのアライバルラウンジがターミナル2の方にあるのでいってみましたが、荷物の預かりはやってないとのこと。この先の方に預かってくれるところがあるからいってみたらいいといわれました。
　きょろきょろしながら進みましたが、それらしい場所がなく、あきらめかけていると、通路を曲がった方に、有料ロッカーがありました。そこは、係員がいて、料金はカードで払えるようになっていました。4時間でHKD30。いい値段だけど、持って歩く方が面倒なので、ピギーと、ちょっと重い荷物を入れました。

　それから、タクシー乗り場へ。そういえば、この空港のタクシー乗り場って行ったことなかったです。なにやら、行き先によってレーンが違うと書いてあります。係の人に、「東湧駅」に行きたいというと、向こうの水色のタクシーに乗るようにいわれました。香港のタクシーは赤いだけかと思ったけど、緑や水色があるなんて、初めて知りました。走れる地域が決まっているのですね。
　それにしても、水色のタクシーは数が少ないのか、かなり待っててもなかなかこない。空港にも地下鉄駅があればいいのにな。
　やっと、タクシーが来たので、citygateまでといったら、すぐにわかってくれました。

　こぢんまりしていたけど、意外に店の数はありました。事前に、香港在住のAさんから、さらっと見られるよと聞いていましたが、その通りでした。お店はあるものの、欲しいものはあまりありませんでした。バリーで靴がセールしていたので、いいなと思ったものもありましたが、結局買いませんでした。
　朝早起きしているので、疲れたから、ちょっとお茶することに。
　お茶した後は、空港に戻ることにしました。

　タクシーで空港に戻り、ロッカーに入れた荷物を出して、出国審査へ。GWに来たときとなにやら手順が変わっていました。
　まず、パスポートのチェック。偽造かどうかの確認なのか、スキャナしています。その後、セキュリティチェック。前は出国した後にセキュリティチェックだったので、預けなければならなかったものは廃棄だったのですが、これならここで戻ることができます。
　そして、出国審査なのですが、ものすごい混んでいました。この一連の流れを変えるために工事しているので、狭くなっているのが原因のようです。

　出国審査を終えて、免税店を見て回りました。いつも急いでいるので、ゆっくりみられて満足です。今回買い物の目玉として考えていたサムソナイトのピギーがあることを確認。最悪、帰りに空港で買えることがわかり、一安心。しかも、値段も日本やほかの国に比べても安かったです。
　そのあとは、CXのラウンジ、ウイングへ。ゲートがまだ決まってなかったので、とりあえず、近いところで時間をつぶそうと、こっちに来てみました。小腹がすいてきたので、まずはヌードルバーで腹ごしらえ。相変わらずおいしいです。あとは、包とかをちょこちょこつまみながらネットサーフィンをして過ごしました。
　そのうち搭乗時間が近づいてきたので、ゲートの確認をすると、すごく遠いところで、ピアのほうだということがわかったので、歩いてピアまで移動することに。
　今回気が付いたのですが、ウイングはところどころしか電源がないのですが、ピアはほとんどの席に電源がありました。

　搭乗は時間通りでしたが、ゲート通過後、なんと液体チェックをやっており、ペットボトルが没収されてしまいました。アメリカ系じゃないのに、なんでー！もしかして、オーストラリア行きは警戒中だったのかもしれません。

　このフライトのシートはCXのいちばん新しいタイプのもので、正真正銘のフルフラットシートです。斜めに隣り合う形でシートが配列していて、ビジネスクラスは3列でした。いちばん右側にしたので、向かい合うシートはありません。幅は少し狭いかなと思いましたが、実際に座ってみるとそんなに気になりませんでした。隣との仕切はかなり高さがあり、安心して眠れます。なかなかみないシート配列なので、機内では撮影会と思えるくらいのフラッシュ。みんな座ったり立ったりで、大はしゃぎでした。

　出発時間が21時半ということもあり、機内食をサービスするときには、すでに機内は間接照明で薄暗くなっていました。青いライトを使っているので、まぶしくなくてよかったです。機内食はすべてワゴンサービスで、料理を見せてくれながら選べるので、食事が楽しいです。
　食後は音楽を聴きながら爆睡。さすがにフルフラットはよく眠れます。しかも、ブランケットでなく、かけ布団なので気持ちいい！
　朝の機内食は、食べませんでしたが、朝食のサービスが到着の2時間半前くらいから始まり、ちょっと早く感じましたが、食事をゆっくり摂れるのはいいかもしれません。そして、食後にまたうとうとできる（笑）