こちらの手配は航空券の知識をきちんと理解していない人にはおすすめできません。ここに書いてあることが理解できるようになれば大丈夫かもしれません。
基本的にはほかの航空券を購入するのとかわりありませんが、バンコクの代理店と直接交渉するので、国際電話料金(おまけに回線状況がよくない)がかかったり、日本語の通じない代理店では英語で交渉することになります。日本語が通じる代理店もたくさんありますが、こちらは通じないところと比べると若干高めの価格設定になっています。
バンコク発の航空券について ('99年4月現在) |
海外出発の航空券は日本で買うよりも安く買える場合があります。そのようなチケットをうまく使うと日本で高い時期に安く旅行に出かけることができます。我が家ではバンコク発券のチケットをピーク時の旅行に利用しています。
これは正規割引運賃なのですが、NWから直接購入すると高く、往路のストップオーバーができないので、代理店を通して買うことになります。そうすることで、運賃はディスカウントされ、往路・復路ともストップオーバーができるようになります。ストップオーバーには別途料金(片道THB1,300)が必要です。
代理店に予約のお願いをしてすべての行程がokになれば、すぐに発券しなければなりません。これは発券しないと代理店の売り上げにならないからです。なので、予定がしっかりたてられ、なおかつ予定の変更が起こらないときでないと使うのは難しくなります。Axessなどを使いこなせれば自分で予約を作り、ぎりぎりに発券するということもありますが、時間がたつと料金が値上がりすることも考えられるので、どっちがいいかは難しいところです。
また、日本のピーク時にはバンコク発券のチケットは安いですが、日本のオフピーク時の格安航空券もかなり安くなっているので、いつでも海外発券の方が安いというわけではありません。その時期にあった航空券を買うように工夫しましょう。●バンコク発正規割引運賃
予約クラス B、M 有効期限 1年 発券期限 代理店による 予約期限 ? ミニマムステイ 出発日+3日 ストップオーバー 可能(ストップオーバーチャージがかかる) 変更 往路不可。復路可能 キャンセル 可能だが、キャンセル料が50% 便名の指定 可能 座席の指定 可能(90日前から) ・航空券の特性
NWの航空券は、往路の予約変更ができないタイプのものです。したがって、予定をきっちりたてる必要があります。 たとえば、バンコク/日本/アメリカ の往復を買う場合、往路のアメリカに到着する日まではFIX(変更不可)で、復路は変更が可能です。とはいえ、ピーク時に使用するつもりであれば、復路もきちんと決めておかないとあとで予約変更しようにもクラスが埋まってしまえば変更ができませんので気をつけましょう。
我が家が実際に買ったときのことはこちらで紹介しています。
支払いにはクレジットカードが最適です。・注意点
・バンコク発券のチケットはタイバーツ建てなので、為替の変動により値段が変わります。
・為替が大きく動いて、バーツの価値が下がるとすぐに値上がりします。その後、値下がることはありません。代理店にいつからあがるか聞いてその前に発券するようにします。
・航空券は予約した第1区間から使用しなければなりません。そのためには1度バンコクまで行く必要があります。また、最後の区間は破棄してもかまいません。そのときは予約課に電話し、予約をキャンセルしてもらいます。